東京の通所事業所

8月は一度も記事のアップが出来ていませんでした。夏休みでした☀と言い訳して、今月からは頑張っていろんな出来事を報告していければ、と思っています。

さて、個人的な事ですがこの夏、私は所用で東京に出掛ける事がありました。東京は本当に大都会で、見渡す限りのビル・ビル・高層ビル・・・。木々はありますが、山が見えません。市内どこからでもお城が見える松山とはそもそもの都市の規模が違います。そんな大都会での移動は、電車やバスといった公共交通機関が多くを占めていて、便数や種類も松山とは比較にならない程の規模でした。慣れるまでは大変ですが、慣れると時間も遅くまで動いているなど、非常に便利に生活が出来るところだな、と感じましたが、今回は2~3日の用事なので慣れる間もなく、移動はもっぱらレンタカーでした。

そんな中、ふと行き交う車に目をやると福祉事業所の送迎車両がぽつぽつと行き来しています。たまたまかもしれませんが、こちら(松山)では多数派を占めるハイエースやキャラバンといった多人数が乗れる車両よりも、軽自動車が多かったように感じました。狭い路地などが多いのでその方が行き来しやすいのもあるでしょうが、実は送迎を利用する方が少ないという話を聞いたことがあります。先ほど話したように、公共交通機関が発達している為、自宅から駅まで・駅から事業所までが徒歩圏内なので、自力で通所される方が多いというのが理由のひとつとの事でした。他にも、事業所に駐車場を用意出来ないとか、家族が送迎するなどが要因となって、東京とその他の地域では事業所のサービス(特に通所系)に明確な差があるようです。もちろん、ドアtoドアで送迎している事業所もありますので、必要な方は探してみて下さい。

今回、東京を行き来しているとバス停でバスを待つ利用者さんを見かける事がありました。慣れた様子でスマホをかざして乗り込む姿を見ていて、何度も練習して乗れるようになったのかな?とか、これからどこに行くのかな?など、ひとりでいろいろ想像していました。ひとりで移動する力を持っているのはとても大きな事です。すぎな園の方々にも、こういった力を身に付けてほしいのですが、家まで迎えに行き、家まで送り届けてくれる現状ではなかなか難しいなあ・・・と思った旅行でした。