社会福祉法人「松山手をつなぐ育成会」は「社会福祉法人松山福祉会」として障害ある子供達の学校卒業後の日中活動の場が必要だとの親達の強い気持ちで立ち上げられた通所施設であり、当時、愛媛大学附属養護学校のPTA会長であり、松山手をつなぐ親の会の会長米田氏の声がけで、保護者達の有志の寄附を募り平成二年に設立、今年三十周年を迎えることになりました。
松山市の愛媛県の、そして全国の手をつなぐ育成会の会員、仲間たちと、お互いが手をつなぎ合い、最善の道を求めます。
「利用者・保護者と職員は常に三位一体で」利用者が明るく楽しく安心して各々の生活を送れるように、子供たちのニーズ、ライフステージにあわせて、その時々にベストの対応ができる施設であり続けて行きたい、と日々の運営に努めています。
親達が立ち上げた施設を三位一体で育てる為に、これからも前を向いて進めます。

　『経営理念』　　　　　　　　　　

• 私たちは、親・家族たちがわが子の幸せを願う強い思いから設立された法人であることを念頭に置き責任と誇りを持って日々の業務に努めます。

• 私たちは、本人の思いを尊重し各々の個性や障がい特性を十分に理解して、その思いに寄り添った支援に努めます。

• 私たちは、障がいのある人たちが分け隔てなく生活できる共生社会の実現に努めます。

• 私たちは、法人の事業が公共的なものだということを認識し、運営を行います。

• 私たちは、地域・社会の福祉ニーズを把握し、福祉の拠点となり得る事業展開ができることを目指しながら、自らも地域社会の一員としての意識をもって働きます。

　『経営方針』

• 私たちは、利用者一人ひとりの人格を尊重し、倫理感と専門性を高め、常に向上心を持った支援を心がけ、社会参加や自己実現を目指します。

• 私たちは、共生社会の実現に向けて、地域社会との連携を重視し、障がい福祉の啓発に努めます。

• 私たちは、本人・親・家族の思いを実現化し、生涯にわたって寄り添った支援ができるように努めます。

• 私たちは、経営理念を具現化する役割を担う職員の働きにくさを解消し、キャリアアップが実感でき、仕事と家庭のバランスがとれる働き方を基本とした、健全な施設運営に努めます。

• 私たちは、地域の関係機関と連携をとり、必要とされる事業の展開を目指しつつ、地域住民としての役割の一旦を担うことで地域貢献できるように努めます。