意思決定支援とは?

たまには真面目なお話でも・・・。皆さんは「意思決定支援」という言葉を耳にした事はありませんか?ざっくり説明しますと、自ら物事を決めたり判断する事が難しい方々に、日常生活や社会生活に関して自らの意思を反映した生活を送る事が出来るように支援をしていく事です。たとえ障がいがあっても意思や思いは誰しもあるのだから、本人さんが自分自身で決められるように周りが配慮やお手伝いをしましょう!というのが大筋となります。詳しいガイドラインが出ていますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000152284.pdf

実際に、意思決定が必要な場面というのはどのような時があるか、皆さんは想像できますか?何気ない日常の中でも、いろいろと決めないといけない場面は多々あると思います。例えば食事ひとつとっても、家で食べるか?外で食べるか?持ち帰るか?ご飯にするか?麺類にするか?デザートは必要か?飲み物はどうするか?いつ食べるか?量はどのくらいかなどなど・・・膨大な選択肢の中から決めなければいけません。こうして文字に起こしてみると、食べるだけでも判断が必要な項目がたくさんある事に気付かされました。ましてや意思決定支援が必要な方の支援の場面では、生活に関わる事や命に関わるような事例での意思決定を求められるケースがあるでしょう。意思決定の場面で、適切な情報提供や合理的な配慮を欠かさないようにしながら、自分で決めてもらえる事の大事さを尊重していきたいですね!

たまには真面目なお話でした(笑)